【光州聯合ニュース】韓国の市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」が7~10日の日程で韓国の高校生約20人と共に日本を訪問し、両国の平和交流行事を行う。同団体が5日、明らかにした。
 日本の「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」と共に開催する。
 韓国の高校生は、韓国南西部の光州市や全羅南道出身の勤労挺身隊の女性らが強制労働させられた三菱重工業の工場跡地の見学や、挺身隊の少女らが犠牲になった東南海地震(1944年)の追悼碑訪問などを行う。日本の高校生との平和討論会にも参加し交流を深める。
 両団体は2010年から両国の青少年による平和交流を推進。これまで5回にわたり計92人の学生が両国を相互訪問した。
 「勤労挺身隊ハルモニとともにする市民の集まり」の共同代表は、「韓日の未来を担う青少年らが歴史を直視した上で韓日友好を推進する努力が切実に求められている」と意義を説明した。

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