北朝鮮・金正恩、健康異常説が濃厚に…クーデターで逮捕・死亡説まで

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）第1書記が労働党創建記念日の10日、キム・イルソン（金日成）、キム・ジョンイル（金正日）の遺体が安置・保存されている錦繍山（クムスサン）太陽宮殿に参拝しないと見られる。

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　これまで労働党創建記念日の10月10日は、0時に軍幹部らとともに錦繍山太陽宮殿を参拝するキム第1書記の姿を午前中に公開してきた。

　しかし今回は正午までにキム第1書記に関わる報道はされていない。

　過去にもキム第1書記は20日ほど公の場から姿を隠したことはあったが、今回のように1か月を超える長期間になることは異例だ。

　キム第1書記が7月8日にキム・イルソン主席の中央追慕大会で、ひどく足を引きずっている姿がとらえられ、キム第1書記の病状は現実的だとされた。

　韓国政府は、変わらずキム第1書記による統治が正常であると判断している。

　イム・ビョンチョル統一部代弁人は「キム第1書記の具体的な健康状態について韓国政府が確認していることは何もない」と述べた。

　最近までの情報では、キム第1書記の権力は維持されているようだが、健康状態については具体的に把握されていない模様。一部では、北朝鮮の軍によるクーデターが起こりキム第1書記が逮捕されたとか、すでに死亡しているといった噂まで流れている。