サッカー韓国代表キ・ソンヨン 「あと少し、息が合えばアジア最強に」

「FWのコンディションが万全ではなかった。あと少し息が合えば、韓国チームはアジア最強だ」

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　敗戦にも収穫はあった。負けた瞬間の喪失感より、一戦を通して得た教訓を受け入れるべきときもある。この思いから、キ・ソンヨン（25、スウォンジー・シティ）は落胆より、むしろ未来に対する可能性を口にした。補完するべき点は確実に把握し、チームに対する信頼を何よりも守ったのも彼だ。

　シュティーリケ監督率いるサッカー監督代表（FIFAランキング63位）は14日午後、ソウルワールドカップ競技場で行われたコスタリカ（FIFAランキング15位）との試合で、1-3で敗戦を喫した。

　これにより、シュティーリケ監督のデビュー戦だったパラグアイ戦で2-0で完勝した韓国チームは、Aマッチ2連勝は惜しくも逃す結果となった。

　試合後、キ・ソンヨンは取材陣のインタビューに応じ「前回の試合に比べて競技力という点では良くなかった。そして、技術に長けるコスタリカを相手に、我々にとっては厳しい試合だった」と試合を振り返った。「失点シーンは、集中力が欠けてしまい残念だった。突破を簡単に許してしまった点も、補完すべき」と自ら厳しい評価を下したキ・ソンヨンは「監督が、我々の不足点をよく理解してくださっているので、その部分を補っていきたい」と前を見据えた。

　この日、チャン・ヒョンスと中盤でタッグを組んだキ・ソンヨンは、この日の自身の役割について「自分としては守備が（攻撃より）楽だ。しかし、攻撃的に出ていくとしても、ベストを尽くしていきい」と話し、チームが望む役割に応じていきたい考えを示した。

　「短期間に多くのことを変えることはできない」とした彼は、来る11月14日と18日に控えるヨルダン、イランとのアウェー戦を重要な試合だとし、「まだFWのコンディションが万全だとはいえないが、あと少し息が合えば、韓国チームはアジア最強になる」と自信をみせた。