韓国文化財庁の顕忠祠(ヒョンチュンサ)管理所は、最近“日本様式”だと論争されている顕忠祠敷地内の池を韓国伝統様式に整備し直すことにしたと、15日明らかにした。(提供:news1)
韓国文化財庁の顕忠祠(ヒョンチュンサ)管理所は、最近“日本様式”だと論争されている顕忠祠敷地内の池を韓国伝統様式に整備し直すことにしたと、15日明らかにした。(提供:news1)
韓国文化財庁の顕忠祠(ヒョンチュンサ※)管理所は、最近“日本様式”だと論争されている顕忠祠敷地内の池を韓国伝統様式に整備し直すことにしたと、15日明らかにした。

 文化財団委員会史跡分科は、12日の会議で顕忠祠の上・下の池を韓国伝統様式である方池型の天然石の石垣で整備する「顕忠祠境内 遺跡整備設計用役」案を審議・議決した。

 方池型の四角い池は、地が四角で天が丸いという“天円地方”という儒教的理念を反映した朝鮮時代の池の様式である。

 文化財委員会は池の外にも自然地形を毀損した藤の木のトンネル道の原型復旧など、境内の変形・毀損された施設と造形も韓国伝統様式に従って再整備する案をともに審議・議決した。これにより顕忠祠管理所は、来年から順次境内に整備する計画。

 顕忠祠境内の池は、最近のマスコミ報道や国会国政監査などを通じて、日本式だという指摘を受けていた。こうなった背景は1970年代の造成当時、伝統造園に対する研究と理解が十分でなかった状況で造成されたためだと学界はみている。



※顕忠祠(ヒョンチュンサ)…1706年、朝鮮19代国王の肅宗によって現在の韓国・忠清南道牙山(アサン)市に建てられて名付けられた李舜臣の祠堂。李舜臣の掛け軸や生涯を描いた十鏡図などが保管されている。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0