チョ副社長は12月5日(現地時間)、ジョン・F・ケネディ国際空港から韓国・仁川(インチョン)空港に向かう大韓航空旅客機を搭乗ゲートに引き返させる「ランプリターン」を指示した。マニュアル通りに職務できなかった乗務員が理由だった。航空機には250人以上の乗客がいたが、この過程で出発が20分遅延。そして、到着予定時刻より11分遅れで仁川空港に到着した。
チョ・ヒョンア副社長の弟チョ・ウォンテ大韓航空経営戦略本部・本部長(38)も過去、仁荷(インハ)大の運営に対する情報公開を要求する市民団体関係者たちに、卑劣な言葉を吐き物議を醸したことがある。
市民団体関係者によると、チョ・ウォンテ本部長は「仁荷学院と韓進(ハンジン)情報通信(大韓航空は現在、韓進グループの中核企業である)間の取り引き内訳を公開しなさい」と叫ぶシン・ギュチョル事務局長ら団体関係者に向かって、「わたしがチョ・ウォンテだ。どうするんだ、XX(スラング)が」と卑劣な言葉を吐いた。
“大韓航空の姉・弟・妹”の末っ子チョ・ヒョンミン大韓航空旅客マーケティング部常務兼ジンエアー(Jin Air、大韓航空の子会社)広告マーケティング専務(31)は、過去、“誤字問題”が勃発した事があった。
旅行用品販売会社トラベルメイトのキム・ドギュン代表が去る2012年に自身の会社Twitter(ツイッター)アカウントに、「ジンエアーの乗務員の上の制服の丈が短くてよくない。顧客の荷物を引き上げる際、ヘソが見えたりもする」という文を残した際、「ミョンウィへソン(名義壊損)」(=正しくはミョンイェフェソン(名誉毀損))と反発し、恥をかく羽目になった。
一方、チョ・ヒョンア副社長の「航空機ランプリターン問題」について大韓航空側は「非常事態ではなかったにもかかわらず、航空機を搭乗ゲートに引き返らせ、乗務員を降ろした点は行き過ぎた行動であり、これによって乗客の方々にご不便をお掛けしたことに対してお詫び申し上げたい」と伝えた。
ネットユーザーらは「大韓航空の3姉弟妹は本当に問題児だ」、「未来の大韓航空は暗い」、「大企業一家に生まれて甘やかされて育ったんだ」、「王族が何だ」などの反応を見せている。
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