大韓航空がナッツリターン事件で揺れる中、自社CMもマニュアル通りに制作されていないことがわかり、物議を醸している。(画像:news1)
大韓航空がナッツリターン事件で揺れる中、自社CMもマニュアル通りに制作されていないことがわかり、物議を醸している。(画像:news1)
自社の乗務員の行動に激怒した大韓航空チョ・ヒョンア副社長(40)が、機体をランプリターンさせた問題で同副社長が辞任を発表した。しかし、同件をめぐる混乱は尾を引いている。

 今回の事件は、乗務員がナッツを皿に盛らず、袋のまま提供したことに副社長が激怒したため起きたもの(韓国ではナッツリターン騒動と呼ばれている)だが、大韓航空が制作した広報用の映像がさらなる注目の的となった。

 9日に放送されたJTBC「ファクトチェック」では、大韓航空の広報用映像が公開された。この映像では、乗務員がマカダミアンナッツと書かれたナッツを飲料と一緒にファーストクラス乗客へ渡すシーンが映し出されている。このナッツは、小さな袋に入ったままトレイに乗せられているのだ。

 事件当日、副社長が「マニュアル上では、ナッツを皿に盛り付けて提供しなければならない」と主張したというが、それが正しいとするならば、会社側が制作した広報用映像はどうなるんだ、と世間から疑問の声が上がっている。

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