仁荷(インハ)大学校を卒業した後、アメリカの南カリフォルニア大学経営大学院で経営学修士、仁荷大学大学院で経営学博士学位を取得した。以後、2003年に韓進グループ会長となる。
チョ・ヤンホ氏は現在、韓進グループ会長、大韓航空代表理事会長、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック組織委員会組織委員長、韓国防衛産業振興会会長を担っている。
また、チョ・ヤンホ氏は2008年、大韓卓球協会会長としての役割を遂行するなど各種スポーツ関連活動に熱情的で、自身も183cmの長身でスポーツマンだという。2009年からは、平昌冬季オリンピック誘致のために努め、去る8月より2018平昌冬季オリンピック組織委員会委員長としても活動している。
一方、1949年生まれのチョ・ヤンホ氏は1970年代、米国留学中だったところ、軍入隊のため韓国へ帰国。その後、ベトナム戦争(1960年~1975年)へ派兵され、現地で11か月服務した後、江原道(カンウォンド)非武装地帯へ復帰し、兵長として満期除隊を迎えた。
このような半生をたどり、築き上げた自身の地位やグループ自体の印象も子供たちの失態のために悪化するばかり。苦労人でもある彼に、同世代の韓国国民からは意外にも同情心が沸きそうだ。
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