大韓航空のチョ・ヒョンア元副社長は12日午後10時30分頃、国土交通部の調査を終えて「事務長に暴行したり、嘘の陳述を強要したりしたというのは全く知らないことだ。初めて聞く話だ」と述べた。(提供:news1)
大韓航空のチョ・ヒョンア元副社長は12日午後10時30分頃、国土交通部の調査を終えて「事務長に暴行したり、嘘の陳述を強要したりしたというのは全く知らないことだ。初めて聞く話だ」と述べた。(提供:news1)
“ナッツ・リターン”騒動の渦中にいる大韓航空のチョ・ヒョンア元副社長は12日午後10時30分頃、金浦空港近隣の国土交通部空港鉄道事故調査委員会での調査を終えて出てきた際に、「事務長に暴行したり、嘘の陳述を強要したりしたというのは全く知らないことだ。初めて聞く話なので、何とも答えようがない」と明らかにした。

 チョ元副社長は12日午後3時から金浦空港近隣の国土交通部空港鉄道事故調査委員会に出席し、5時間ほどの調査を受ける予定だった。しかし、新たな事実が追加で確認されるなど状況が変わり、予定より2時間半ほど延びた。

 今回の調査でどんな内容を話したのかという取材陣の質問に対し、チョ元副社長は「誠実に応じてきた」とだけ答えた。続けて検察の調査に対する心境についても「残りの調査も誠心誠意応じるつもりだ」と述べた。

 今回の“ナッツ・リターン”騒動で機内から強制的に下ろされた事務長乗務員は、インタビューでチョ元副社長がひどい言葉を使ってサービス指針書のケースの角で手の甲を何回か突いたと答えていた。

 事務長乗務員は「このような侮辱と人間的恥辱は経験したことがなければわからない」とし、チョ元副社長は、この事務長乗務員と女性乗務員を跪かせ「すぐに連絡して飛行機を止めなさい。私が飛行機を行かせない」と言ったと伝えた。

 さらに「大韓航空社員の5~6人が毎日家に来ていて、事務長はマニュアルを熟知できず、チョ元副社長は、『腹を立てたがひどい言葉を使ったことはなく、自ら飛行機を降りた』と嘘の陳述をするよう強要した」と続けた。

 またこの日現場では、一部の市民が「チョ・ヒョンアを罷免しろ」と叫ぶなど混乱する場面もあった。


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