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大韓航空前副社長 6年前に暴言で大学学長辞任か
【仁川聯合ニュース】自社旅客機の乗務員のサービスに激怒し、機内サービスの責任者を降ろして離陸を遅らせた大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長(40)が、6年前に自身が理事を務める仁荷大(仁川市)で非礼な言動を取り、同大の学長が辞任したとの話が持ち上がった。 同大教授や職員の話をまとめると、2008年12月に当時の洪承湧(ホン・スンヨン)学長が理事会出席後、突如辞任した。当時、大学側は辞任の理由を一身上の都合としていた。洪氏は02年3月に学長に就任。4年の任期終了後に再任されたが、10年2月まで1年2カ月の任期を残していた。 洪氏は元海洋水産部次官で、趙氏の父親で大韓航空を傘下に持つ韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長とは高校の同級生だった。 理事会では教授の新規採用をめぐり、洪氏と趙氏の間で意見の衝突があったとされる。 同大が人事委員会で決定した教授候補者を理事会に上げたが、趙氏は大学側の評価方法や内容に問題があるとして洪氏とぶつかったという。 大学関係者は「趙氏が洪氏に書類を投げつけ、暴言を吐いたため洪氏は立腹した」と説明した。また、趙氏がほかの理事会出席者の面前で父親ほど年上の洪氏に暴言を吐いたことに、洪氏がショックを受けて辞任したと話した。 同関係者によると、騒動後に趙会長が洪氏の元を訪れ謝罪したが、事態の収拾は難しかったという。 ただ、同大を運営する仁荷学園側はこうした主張を強く否定している。 sjp@yna.co.kr