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北朝鮮人民保安部長が2階級降格 マンション崩壊引責か
【ソウル聯合ニュース】今年7月以来、5カ月ぶりに公式の場に登場した北朝鮮の崔富一(チェ・ブイル)人民保安部(警察)長が、上将(大将と中将の間)から少将へ2階級降格したことが18日確認された。 朝鮮中央通信は前日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去3年を迎え、遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿で崔氏が少将の階級章(星一つ)を付けて金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の後ろで参拝する写真を公開した。 崔氏の降格は、5月に平壌のマンション建設現場で崩壊事故が起き、人命被害が出た責任を問われたためとする分析が出ている。 北朝鮮メディアはこの事故の責任者として崔氏ら幹部が遺族や住民の前で頭を下げて謝罪したと報じた。 2010年に金第1書記と共に大将に昇格した崔氏は、その後上将に降格したものの、昨年6月に再び大将に戻った。 そして、マンションの崩落事故後の7月には再び上将の階級章を付けて公式の場に現れた。 その後、動静が途絶えたため、粛清されたのではないかとする憶測が出ていた。 朝鮮人民軍体育団のバスケットボール選手だった崔氏は、金第1書記が幼いときにバスケットボールの個人レッスンを受け持ち、親しい関係にあるとされる。 sjp@yna.co.kr