【ソウル聯合ニュース】米男子ゴルフツアーで活躍する韓国のベ相文（ベ・サンムン、２８）選手が兵役法の国外旅行許可義務違反で告発されたことが２日、分かった。ベ選手は２０１３年１月に米国の永住権を取得し米ツアーに出場してきたが、徴兵による軍入隊を延期するため、当局に国外旅行期間の延長を求めていた。　大邱南部警察署によると、大邱地方兵務庁は１月３１日までに帰国するようにとの通告に応じなかったとして、ベ選手に対する告発状を同署に提出した。韓国兵務庁は１年に計６カ月間以上、国内に滞在するか、３カ月以上続けて国内に滞在する場合は国内で居住しているとみなし、国外旅行許可を取り消すよう定めている。同規定に基づき、兵務庁はベ選手の国外旅行延長要請を不許可とした。ベ選手は昨年、大会出場や大学院進学問題などで１３３日間、韓国に滞在した。　ベ選手はゴルフ選手として国内大会に出場するなど、特殊な事情のため国内に滞在したもので、実質的には米国で居住した「国外居住者」として認めるよう、行政訴訟を起こしている。ベ選手は帰国せず、法的手続きが終了するまで、海外大会に出場する意向を示している。　１日付の男子ゴルフの最新世界ランキングで、ベ選手は韓国選手のうち最上位の７９位に入った。 kimchiboxs@yna.co.kr
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