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朴大統領 与野党代表と会合=経済政策で対立鮮明に
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は17日、青瓦台(大統領府)で与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表、最大野党、新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表と会合し、経済再生に向けた協力を求めた。大統領と与野党代表による3者会合は昨年10月以来4カ月ぶり。 朴大統領は冒頭発言で、中東4カ国歴訪の成果を説明し、「歴訪の結果が国民と企業の恩恵につながるよう、与野党代表が協力してほしい」と述べた。また、政府政策に対する国会の協力もあわせて求めた。 これに対し、文代表は「政府の経済政策は国民の暮らしを解決することに失敗した」と指摘。経済政策の転換を求めるとともに、最低賃金の引き上げや住宅難解決などの課題を提示した。また、南北関係に対しては「朴大統領が任期中に成果を出すためには年内に南北首脳会談を開催しなければならない。わが党も協力する」とした。 金代表は「きょうの会合がお互いを理解し、よい方向に進み、経済危機を乗り越える契機になることを望む。全世界の経済が厳しい危機に直面しているため、与野党が理解して協力することが重要」と述べた。 金代表の提案で実現した今回の会合は今後の政局を左右する重要なポイントになると注目された。だが、文代表が政府の経済政策を失敗と指摘し政策基調の転換を求めたことで、対立が鮮明になり政局の緊張が高まるとの観測が出ている。 csi@yna.co.kr