18日、大韓空港によるとキム氏はこの日、大韓航空本社を訪れ半年間の休職届を提出した。キム氏は事件以降、有給や病気休暇を延長し会社に出勤していなかった。病気休暇の期限であるこの日以降、半年間の休職を再申請した。
キム氏はいままで、大韓航空の病気休暇規定に合わせて、基本給と飛行時間60時間に該当する手当てを受領した。飛行手当ては病気休暇の当事者には支給されない項目となっているが、会社側がこれを追加支給していた。なお、休職期間中は無給となる。
キム氏は昨年12月5日、ニューヨークJFK空港から仁川国際空港に向かう大韓航空機ファーストクラスのサービスを担当し、航空機に搭乗したチョ・ヒョンア(趙顕娥)前副社長(40)にナッツを提供した。趙前副社長はそのサービスがマニュアルと違うことに腹を立て、飛行機を搭乗ゲートまで戻し、責任者であるパク・チャンジン事務長を機内から降ろした。趙前副社長は現在、航空機航路変更罪などで、懲役1年の実刑宣告を受け服役中だ。
キム氏は当時、趙前副社長から暴言や暴行を受けたと主張し、国内刑事事件とは別に米国・ニューヨークの裁判所に損害賠償を求める訴えを起こした。
大韓航空は今月末ごろ訴状を受け取った後、訴訟対応方案を検討する計画だ。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0