ソウル西小門派出所によると、25日午後1時頃、ソウル市内のホテルで観光に訪れていた40代の日本人女性A氏が、クレジットカードで3泊4日分の宿泊費50万ウォン(約5万5000円)を支払おうとしたが決済できず、そのままホテルを出ようとした。
これに対し、客室チーム長キム氏がホテルの外に出てA氏を引き留めたが、その過程でカバンをつかまれたことに腹を立てたA氏がキムチーム長の頬を一発叩いたのだった。
ホテルの連絡を受けて出動した警察と観光警察隊員が状況把握をすると、A氏はそこでカード会社に電話し、限度超過のため決済できなかったことを知って、別のクレジットカードで支払ったという。
決済を終えたA氏がホテルの外に出ると、今度は警察がついて行き、キムチーム長への謝罪と状況把握を完結させようと説得した。しかしA氏はこれには応じず、さらにもめごとが起きた。
女性に対し処罰を望んだキムチーム長が告訴の意志を変え、そのまま終わらせることにした。
キムチーム長は頬を叩かれたことに憤慨しながら「我慢するしかない」と言って、支配人と共にホテルに戻った。
A氏はチェックインの時にも、連れて来た愛犬を部屋に入れると言って騒動を起こしていたという。
警察は「キムチーム長が処罰を望まないと考え直してくれたため、単純な暴行として調査はせずにA氏を送った」と説明した。
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