千葉ロッテ・落合コーチ「呉昇桓（阪神）、君のボールは直球だ」…三星時代の恩師からストレートなアドバイス

去る19日、千葉ロッテマリーンズの試合がおこなわれた千葉QVCマリンフィールドで、元韓国プロ野球・三星ライオンズのコーチだった落合英二投手コーチ（45）に会った。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

　落合コーチは記者に会うや「ユン・ソンファン（尹盛桓、32、三星）とオ・スンファン（呉昇桓、32）に関する記事を書いてほしい」と話し、「ユン・ソンファンが昨年末、FA契約をした後、感謝としてオ・スンファンととても高い時計をプレゼントしてくれた。高い時計だから、持って球場には通えない」と打ち明けた。

　ユン・ソンファンとオ・スンファンは落合コーチにとって特別な存在だ。2010年～2012年、三星ライオンズに身を置いた落合コーチは、2011年、リュ・ジュンイル監督が赴任して投手全権を委任された。ユン・ソンファンは2011年14勝、2012年9勝を記録し、オ・スンファンは2011年47セーブ、2012年37セーブで2年連続セーブ王に輝いた。

　特に、最近、日本プロ野球でのオ・スンファンの活躍は落合コーチが大切に見守っていることの一つ。落合コーチは「最近に入って、落ちるフォークボールを投げているではないか。もともと、直球で勝負しなければならない投手なのだが、最近は変化球がとても多くなった。変化球を投げすぎると、直球の力も落ちていく」と心配する声をもらした。

　最近、オ・スンファンはSNSメッセンジャー翻訳を通して、落合コーチに「わたしのフォークボールはどうですか」というメッセージを送った。落合コーチは「オ・スンファンのボールは結局、直球だ。オ・スンファンは直球の力を生かしてこそ、うまくいくことを信じてほしい」と伝えたという。