韓国男子バレーボール代表のムン・ヨングァン監督が「2015国際バレーボール連盟(FIVB)ワールドリーグ国際男子バレーボール大会」を控え、心境を述べた。今回の大会はムン監督が代表チームの監督に選任されてから初の大会で、来る30日の大陸間ラウンドが始まり、7月19日に決戦ラウンドが終了する。
29日、水原(スウォン)ホテルキャッスルにておこなわれた記者会見でムン監督は「フランス戦は大会初戦となるため、とても重要だ。しかし、フランスは強い。基本技術も良く、高いパワーすべてに優れている。全面で難しい相手だと考えている」と厳しい試合を予想した。
しかし、諦めはしない。ムン監督は「セッターを活用しはやい展開をしようと思う。レシーブの完成とセットプレーをどこまで作れるかが、フランスを相手にする重要なポイントだ」とし、「ベストを尽くし勝てるように努めたい。また、今大会を通して世代交代ができるようにする」と覚悟を示した。
ムン監督は代表チームを「スマート・バレーボール」をするチームに作り上げると明かしている。これについて「スマートという表現は包括的である。韓国が国際競争力を持つためには基本技術に忠実でなければならない。高さでの応戦は難しい。結局、相手のサーブをどのくらいセットプレーに連結するかにかかっている」と説明した。
続けて「難しい状況でも得点に繋がる賢いプレーをするためには、組織力が後押しされなければならない。攻撃ルートで賢く得点を作るように選手に投げかけている。また、攻撃での成功率を高めるためには、受け取って上げることが重要だ。そのような面でセットプレーが上手なユ・グァンウ(30)が合流した。長所を生かせれば、スマートなバレーボールができるだろう」と付け加えた。
ムン監督はワールドリーグでの目標を具体的に明かした。彼は「組編成を見て、厳しいと思った。初戦のフランスは本当に強敵だ。フランスに1勝したい。1勝すれば選手も自信がつくはずだ」としながら、「日本戦は関係や国民の関心と見ると、必ず勝たなくてはならないと、目標に定めた。また、ワールドリーグで4~5勝できれば、国際競技力が身に付くと考えている」と述べた。
Copyrights(C) OSEN wowkorea.jp 0