【ソウル聯合ニュース】韓国の国立保健研究院は5日、ソウル世宗庁舎で記者会見し、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染確定まで少なくとも16時間かかると説明し、国民の理解を求めた。 患者が高熱などの症状を出し、地元の保健所に通知があると、保健所職員が患者から検体を採取するのに約1時間かかる。検体は保健所から各地域の保健環境研究院に運ばれ、1次検査にかけられる。検体を受け付け(約30分)、前処理(約40分~1時間)を行い、検体の分析に約3~4時間が必要となる。検査過程で汚染物質の影響を受けたかどうかを確認することにまた約1時間かかる。 1次検査で陽性反応が出ると、最終判定のため、国立保健研究院に移される。国立保健研究院では1次検査の過程を繰り返す。さらに精度の高い検査のため、ウイルスの遺伝子を分析する場合は所要時間がさらに長くなる。 kimchiboxs@yna.co.kr
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