朴大統領は16日、MERS拡散により休校措置をとっていたが、この日から授業再開となったソウル市内の小学校を訪れ、授業状況を点検し、学校関係者らを激励した。
朴大統領は16日、MERS拡散により休校措置をとっていたが、この日から授業再開となったソウル市内の小学校を訪れ、授業状況を点検し、学校関係者らを激励した。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)拡散により休校措置をとっていたが、この日から授業再開となったソウル市内の小学校を訪れ、授業状況を点検し、学校関係者らを激励した。

 朴大統領が訪問した小学校はMERS感染拡散で“部分閉鎖”された三星(サムスン)ソウル病院と直線距離で810メートル離れた場所にあり、今月4日~12日まで休校となっていた。

 朴大統領はこの日の授業参観でMERS感染予防のための児童の“手洗い”実習などを視察し、また、父母や教師との懇談会では関係機関と協力し、「休校にともなう授業欠損補充」「児童生活指導」「学校内消毒強化」などの後続措置を「綿密に実施してほしい」と促した。

 ミン・ギョンウク大統領府スポークスマンは、大統領の学校訪問に関して「授業再開のために努力してきた教職員と保健所職員ら関係者を激励し、漠然とした不安感に萎縮せず、正常な授業と教育活動に臨むことを促す意味がある」と説明した。

 大統領府によると、MERS発生以降、去る12日までに、韓国全国の2903校が休校措置をとったが、15日現在では475校と大幅に減少した。

 一方、韓国保健福祉部・中央MERS管理対策本部は16日、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)の感染者が前日より4人増えて計154人となったことを明かした。死者も3人増加に計19人と集計された。

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