引き渡された「銅造如来立像」(提供:news1)
引き渡された「銅造如来立像」(提供:news1)
文化庁は、韓国窃盗グループによって韓国へ持ち出された後、日本側へ引き渡された日本の国指定重要文化財「銅造如来立像」の右手の指先部分が破損していたことを明かした。22日、日本メディアが報じた。

 文化庁によると、右手中指部位の先端2~3ミリが破損しており、これは盗まれた過程で起きた可能性が高いとしている。

 一方、「銅造如来立像」は長崎県対馬市の海神神社から韓国窃盗グループによって韓国側へ持ち出された。その後、今月15日、韓国の検察側は「日本に持ち出された経路が確認されないという文化財庁の調査結果や、国内で所有権を主張する寺や団体がない」として、日本側の権利者である海神神社に返還する方針を示し、17日に日本側へ引き渡された。なお、引き渡しは安全上の理由などから、非公開でおこなわれた。


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