【ソウル聯合ニュース】建て替え中のソウルの日本大使館に汚物を投げつけた元区議会議員の男が逮捕された。 警察によると、4日午後1時20分ごろ、ソウル・鍾路区にある日本大使館の建物の向かいで、70代の男が「日本は独島を欲しがらず、わが領土の対馬を返還せよ」と書かれたチラシをまき、大使館の正門に向かって人糞(じんぷん)を入れたビニール袋を投げつけた。袋は鉄製の門に当たったものの、破れなかった。男は袋を二つ用意していたが、警備にあたっていた警察官に制止され、一つは投げる前に押収された。 警察は男を現行犯逮捕し鍾路警察署の派出所に連行。即決裁判の手続きに回した。10万ウォン(1万600円)前後の罰金が科されることになる。 この男はソウル・江東区の元区議会議員で、昨年2月にも「独島はわが領土」と主張し、同じ場所で汚物を投げた。 一方、日本大使館は建て替えのため、先月に事務所を近くのビルに一時移転した。 mgk1202@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0