去就は未だ”悩み中”の呉昇桓（阪神）、韓国に帰国

去就が騒がれている阪神タイガース所属のオ・スンファン（呉昇桓、33）が、今シーズンを終えて韓国に帰国した。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

　オ・スンファンのマネジメントを務めるキム・ドンウクスポーツインテリジェンス代表は23日、「オ・スンファンが午後2時ごろ、仁川国際空港に到着した」と明らかにした。

　これを前に午後12時ごろ、関西国際空港に姿をみせたオ・スンファンは、日本の取材陣に囲まれると「ことしは阪神80周年の年だった。優勝の機会もあったが、叶えることができず本当に残念だった」と述べた。

　今シーズン、オ・スンファンは63試合に登板し、41セーブ（2勝3敗）、平均防御率2.73をマークし、2年連続でセ・リーグ最多セーブ投手となった。しかし、シーズン終盤は負傷もあり、戦力から離脱した。

　ことし、阪神と2年契約が満了となるため、去就について関心が高まっている。これについてオ・スンファンは「球団と協議を続けている」とし、「メジャーリーグ挑戦など、決定事項はない。あらゆる方向を考え、悩み中」と答えた。

　一方、阪神の金本知憲新監督について「すばらし指導者」とし、「尊敬している。一緒にやってみたい、という気持ちもある」とし、来季残留の可能性も言及した。