日本ロッテホールディングス「創業者の訴訟と長男・宏之氏の復帰は別問題」

日本ロッテホールディングスが重光武雄（韓国名:辛格浩/シン・ギョクホ、93）ロッテグループ創業者のロッテHD解任無効訴訟と重光宏之（韓国名:辛東主/シン・ドンジュ、61、重光武雄氏の長男）前日本ロッテホールディングス副会長（SDJコーポレーション会長）の経営復帰問題はまったく別の問題だとする立場を明かした。

　武雄氏が勝訴し代表に復帰したとしても、“指で解任”を指示した以前と同様に影響力はすでに発揮されないという意味として解釈される。

　26日、日本ロッテホールディングスの幹部は「ロッテホールディングスの従業員は重光昭夫（韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60、重光武雄氏の次男）会長と佃孝之社長の経営体制が会社発展に望ましいと考えている」とし、「ことし1月以後に開催された3回の株主総会で全員が現経営陣と昭夫会長への支持を表明するほど、従業員の支持は確かだ」と主張した。

　続けて「宏之氏は合法的な手続きによりロッテホールディングスを解任された」とし、「武雄氏の解任無効訴訟と宏之氏の経営復帰の有無は別問題だ」と説明した。

　ロッテホールディングスの役員は宏之氏と会社経営を置いて、さまざまな摩擦が発生していたことがわかった。特に宏之氏解任の決定的な理由となったソフトウェア開発ベンチャー事業投資を置き、両者が尖鋭に対立している。