【アンタルヤ(トルコ南部)聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と英国のキャメロン首相は15日夕(日本時間16日未明)、トルコ南部のアンタルヤで会談し、両国間の実質的な協力の拡大や地域情勢、テロを含む国際問題などについて意見交換した。 会談は約40分間行われた。朴大統領は会談の冒頭、パリ同時多発テロで英国人犠牲者が出たことに弔意を表し、「韓国はテロ根絶に向けた国際社会の努力に積極的に賛同する」と述べた。 朴大統領は、2013年の韓英首脳会談で両国間の貿易額を20年までに倍増させる目標を設定したことにも言及。昨年の貿易額が過去最高の132億ドル(約1兆6160億円)を記録し、目標達成は十分可能との見方を示した。 また、両国の造船技術と設計技術を組み合わせた協力モデルで戦闘支援艦をノルウェーに輸出した成功例に基づき、今後も両国の強みを生かしながら第三国への共同進出に向け緊密に協力することを望むと述べた。 両首脳は、両国が原発分野での協力の可能性模索や関係機関が燃料電池、スマートグリッドなどエネルギー新産業分野で共同研究を進めていることを評価した。 このほか、南スーダンなどアフリカでの国連平和維持活動における緊密な協力を模索し、シエラレオネでのエボラ出血熱の対応支援の過程で構築された協力関係も発展させていくことで一致した。 hjc@yna.co.kr
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