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韓国LCCが大規模積み込みミス 乗客2百人に影響
【ソウル聯合ニュース】韓国格安航空会社(LCC)、チェジュ航空の成田行き旅客機の手荷物が同社の沖縄行き旅客機に積み込まれ、沖縄便の手荷物の一部が仁川国際空港に残されるというトラブルが起きていたことが3日、分かった。 チェジュ航空によると、先月30日午後2時50分に仁川空港を出発した成田行き旅客機に積むべき手荷物122点が、誤って沖縄行きの旅客機に積み込まれた。 成田便は手荷物の一部だけを積んで出発し、沖縄便は成田便の荷物を積んで離陸したため、乗客の手荷物120点が仁川空港にそのまま残された。 沖縄便は午後1時半に仁川を出発する予定だったが、延着のため出発が午後2時半ごろに遅れ、2機がほぼ同時刻に離陸した。 チェジュ航空はこれについて「コンピューターシステムや手続き上の問題ではなく、積み込みを担当する協力会社社員の単純なミス」と説明している。翌日に成田と沖縄にそれぞれ手荷物を運び、乗客約200人の希望の場所に送り届けたという。 手荷物が違う便に積み込まれることはよくあるが、200人もの乗客が不便を被るケースはまれだ。 韓国国土交通部傘下のソウル地方航空庁は今回の件の経緯を調べている。航空会社の安全計画違反と判断すれば、最高500万ウォン(約53万円)の過料を科す場合もあるという。 stomo@yna.co.kr