Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
朴泰桓に禁止薬物注射 医師に罰金10万円=韓国地裁
【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地裁は17日、北京五輪競泳400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン、26)に禁止薬物を注射したとして在宅起訴された医師に対し、投与した事実を診療記録に記載しなかったとして医療法違反を認定し、罰金100万ウォン(約10万円)の判決を言い渡した。業務上過失致傷罪については「傷害を加えた点は証明されなかった」として無罪とした。 判決は、被告が朴からドーピング(禁止薬物使用)検査で問題はないかと尋ねたにもかかわらず、「問題はない」と答えたことを認めた。その上で、被告は検査で陽性反応が出る可能性について具体的に説明する義務があったにもかかわらず、しなかったか不十分だったと指摘した。 ドーピング違反で国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月の選手資格停止処分を受けた朴は、仁川アジア大会開幕前の昨年7月に受けた注射によりドーピング検査で陽性反応が出たとして同医師を告訴。検察は今年2月、副作用や注意事項を十分に説明しないまま筋肉増強効果のある禁止薬物のテストステロンの成分を含む注射を打ったとして、業務上過失致傷罪などで医師を在宅起訴した。 ikasumi@yna.co.kr