【ソウル聯合ニュース】仁川国際空港が2001年の開港以来、初めて着陸料を引き下げた。日本や中国など、近隣のハブ空港との競争激化を反映した措置とみられる。 仁川国際空港公社は3日、着陸料の単価を機体の重量によって変わる料金から一律に変更することを含む空港施設使用料の改編を行ったと発表した。1日から新たな使用料が適用されている。 これまで着陸料は、100トン以下の機体は1トン当たり9000ウォン(920円)、101~200トンは8800ウォン、200トンを超える場合は8600ウォンとなっていたが、一律8600ウォンになった。 仁川空港は開港当初、大型機の就航を多く誘致しようと、重量が大きいほど1トン当たりの金額が安くなる設定をしたが、小型機が多い格安航空会社(LCC)の就航が増えたことを受け、さまざまな航空会社を誘致するため今回の着陸料引き下げに踏み切った。 空港公社関係者は「今回の使用料改編で航空会社の負担を和らげ、新規就航の拡大促進につなげたい」と話している。 sarangni@yna.co.kr
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