【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は12日、北朝鮮が6日に実施した4回目の核実験に関し、米国が威嚇的な挑発に踏み切る場合は核攻撃で報復できるよう、核武装力の強化を指示した。朝鮮中央通信が13日、報じた。 金第1書記は「水素爆弾試験の成功」に寄与した核科学者らを表彰した席で、米国などが北朝鮮に対する制裁や戦略兵器の韓国配備により朝鮮半島情勢を極度に緊張させようとしていると非難。その上で、「敵がわれわれの自主権を侵害し威嚇的な挑発を敢行するならば、米帝(米国)を首魁とする帝国主義勢力に核攻撃を加えられるよう、核武装力を質量的に一層強化していかなければならない」と述べた。 また、米国などは経済封鎖や軍事的圧力で北朝鮮の制度を崩壊させようと血眼になっているとし、敵の刀には長剣で、銃には大砲で立ち向かい、最強の核保有国である北朝鮮を敵に知らしめなければならないと述べた。 北朝鮮の4回目核実験を受けた国際社会の制裁の動きに関し、その対応を金第1書記が公に発言するのは初めて。 mgk1202@yna.co.kr
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