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緊密な協力を=韓ロ外相が電話会談
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は13日、ロシアのラブロフ外相と電話会談し、北朝鮮の4回目の核実験への対応について協議した。 尹長官は北朝鮮の核実験は国連安全保障理事会と6カ国協議共同声明に対する「露骨な違反」と指摘した。その上で、「韓国とロシアの両国首脳が北の核を容認しないと合意したことに対する挑戦」と批判。「両国が緊密に協力し、安保理が強力な決議を速やかに採択し、北に厳しい代価を払わせ、追加挑発を行えないようしなければならない」と強調した。 これに対し、ラブロフ外相は尹長官の「露骨な違反」との指摘や事態の重要性には同意を示しながら、「北朝鮮の核を容認しないことや朝鮮半島の平和と安定維持という大きな枠組みから、韓国など関係国と緊密に協議する中で安保理の協議にも積極的に参加していく」との姿勢を示した。安保理決議に関しては、「北朝鮮の挑発に『相応する内容』にならなければならず、この問題を処理する過程で追加的な緊張悪化がないことを望む」と述べた。 ラブロフ外相が言及した「相応する内容」は北朝鮮に対する追加的な制裁には基本的に同意するものの、過度な制裁は望ましくないとの立場を示したものとみられる。 韓国外交部は尹長官ができるだけ早い時期に訪ロし、北朝鮮問題など両国関係の発展方向について協議することにしたと伝えた。 kimchiboxs@yna.co.kr