【ソウル聯合ニュース】スマートフォン中毒といえるほどスマートフォンへの依存度が高い青少年は自殺を考える傾向が強いとの研究結果が18日、韓国で報告された。 韓国・延世大のキム・ジェヨプ教授(社会福祉科)らの研究チームが首都圏の中学・高校に通う男女1601人の生徒を対象に分析した結果、自殺を考えさせるのにスマートフォン中毒が直接的な影響を及ぼすことが分かった。スマートフォン中毒は性別や世帯構成、家庭の生活水準以上に影響が大きいと分析された。 また、研究チームは、スマートフォン中毒が「悪い習慣をやめるのが難しい」「楽しく面白いことをしていると、ついつい、やるべきことを終わらせることができない」「自分は怠惰だ」など、青少年の自己統制力にも悪影響を及ぼすことを立証した。スマートフォン中毒の傾向が強い青少年ほど自己統制力が弱く、自殺を考える危険性が高まるという。 一方、この調査で全体の40.4%が、この1年間に自殺に関連した考えや行動、試みを一度でもしたことがあると回答した。女性(50.7%)が男子(33.3%)より高かった。  mgk1202@yna.co.kr
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