北朝鮮、「日韓の慰安婦合意は米・陰謀の産物」告発状

北朝鮮は昨年末に締結された日韓の慰安婦合意が「米国が同盟強化を目的に日本と韓国を水面下操縦して作り出した陰謀の産物」と主張した。

　朝鮮中央通信は1日“告発状”を出し、「米国は同盟強化で最も大きな障害物の一つになっていた日本と韓国の歴史認識問題の差をなくすために努めてきた」とし「日本当局者が侵略戦争認定と謝罪反省を巧妙に回避したが、目をつぶって知らないふりをした」と言及した。

　朝鮮中央通信は「日本の処置を支持し、彼らが今後、歴史認識問題で米国の政策を無条件に従うよう作り上げたのだ」としながら、「米国は合意を導き出すための日韓交渉にも深々と介入した」と伝えた。

　続けて「米国の侵略的な対アジア支配戦略実現の突撃隊として使おうとするホワイトハウスの脚本と演出によって作られた」と指摘した。