【ソウル聯合ニュース】黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を警備するミサイル艇(PKG―B、満載排水量300トン)が今年から建造される。韓国軍関係者が21日、伝えた。 現在、NLL一帯に配備されているミサイル艇(440トン)の追加事業で、PKG―Bが実戦配備されれば黄海の最前線であるNLLでの海軍の機動力が大幅に向上する見通しだ。 2009年6月からNLL一帯に投入された440トンのミサイル艇は計18隻が実戦配備された。 PKG―Bは約20隻建造される予定で、建造されれば老朽化したミサイル艇は全て退役する。 440トンのミサイル艇は全長63メートル、幅9メートル、最大速度は40ノット(74キロ)。乗組員数は約40人だ。 PKG―Bは 440トンミサイル艇の約半分の大きさで、機動性に優れ敵のレーダーに捉えられにくいほか軽量化された兵器を搭載できる。誘導ロケット(弾)を主要兵器として使用するとされる。 軍関係者はPKG―Bに搭載する誘導ロケットを現在開発中だとしながら、「誘導ロケットは近距離で敵の艦艇の操舵室や機関室など主要部を攻撃しやすい」と説明した。 sjp@yna.co.kr
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