【ソウル聯合ニュース】韓国海兵隊の李相勲(イ・サンフン)司令官は21日、最前線の黄海・延坪島に駐屯する延坪部隊K9砲兵中隊を訪問した。 李司令官は、韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」と北朝鮮内陸部への進攻を想定した「双竜訓練」が終了し、米軍戦力が抜けた隙を突いて北朝鮮が戦術的な挑発を行う可能性があると指摘。その上で「敵の挑発を一寸たりとも許してはならない」と指示した。 キー・リゾルブと双竜訓練はこのほど終了したが、韓米野外機動訓練「フォールイーグル」は来月30日まで続くため、北朝鮮が挑発してくることが考えられる。 また、李司令官は最前線の警戒部隊や海軍高速艇前進基地も訪れ、作戦警戒態勢の報告を受けるとともに海軍と海兵隊の兵士を激励した。延坪島平和公園では2010年11月23日の北朝鮮による延坪島砲撃事件で戦死した韓国兵2人を追悼した。住民代表との懇談会も行い、最盛期を迎えるワタリガニ漁をめぐる苦情を聞いたほか、海兵隊との共生について議論した。 sjp@yna.co.kr
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