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6カ国協議の韓米首席「韓米中の協議開催を積極推進」
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は22日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会談を行い、中国側が先ごろ、6カ国協議の枠組み内での3カ国協議などに前向きな立場を表明したことに注目し、今後は国連安全保障理事会の北朝鮮に対する制裁決議の履行や核問題の進展のために、韓米中3カ国による協議の開催を積極的に進めていくことを決めた。外交部が伝えた。 韓国首席代表の金ホン均(キム・ホンギュン)朝鮮半島平和交渉本部長は18日、中国・北京で中国側首席代表の武大偉・朝鮮半島問題特別代表と会談し、「韓米中3カ国協議を推進する適切な時期がきた」と伝え、武氏は前向きな姿勢を見せ、検討すると答えた経緯がある。 韓米は会談で、前日両国の高官級制裁協議で話し合われた北朝鮮に対する圧力強化策をもとに北朝鮮が変化せざるをえない環境を作り、北朝鮮の唯一の選択肢は非核化であることを認識させるための協力をさらに深めることにした。 また国際社会が北朝鮮に対する制裁を進めるさなかに短・中距離弾道ミサイルで威嚇していることについて、万全の準備態勢を備える一方、挑発が実行された場合は北朝鮮が耐えられない厳しい対応を取るとの認識で一致した。 外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は6カ国協議の韓米首席代表者会談の前に米側の首席代表を務めるソン・キム国務省北朝鮮担当特別代表などと会談し、国連安保理決議採択や韓米両国の独自制裁を評価し、対北朝鮮圧力のために米側がさらに積極的な役割をつくすよう頼んだ。 尹長官は「今は対北圧力強化に力を集中し、北に対し、非核化の道に進むことが唯一の選択肢であるよう明確に認識させなければならないだろう」と強調した。 外交部は今回の韓米高官級制裁協議や6カ国協議の首席代表会議の結果に基づき、友好国と中国、ロシアを含む国際社会と北朝鮮の非核化のための連帯努力をよりさらに強化していく予定と話した。 yugiri@yna.co.kr