韓国に帰化希望のケニア人マラソン選手、帰化失敗… 韓国人としてのリオ五輪出場も夢に終わる(提供:news1)
韓国に帰化希望のケニア人マラソン選手、帰化失敗… 韓国人としてのリオ五輪出場も夢に終わる(提供:news1)
ケニア出身のマラソン選手、ウィルソン・ロヤナエ・エルペ(27)が、特別帰化推薦から脱落した。

 大韓体育会は6日、ソウル市内にある大韓体育館会議室で第1次スポーツ工程委員会を開き、特別帰化推薦に関する審議結果を発表した。

 出席した委員らは、満場一致でエルペの特別帰化を申請しないことに決定。再審議はおこなわず、事実上、エルペが韓国国籍を取得するならば、5年間、韓国に居住した後に一般帰化を目指すことになる。
 
 これ前にエルペはことし1月7日、法制賞罰委員会を介して特別帰化に関する審議を受けたが、過去のドーピング疑惑により帰化決定が延期された。そして今回、委員会で審議されたものの、帰化が失敗に終わった事由は、ドーピング疑惑を抱えていた点によるものとみられる。

 エルペは去る2013年、国際陸上連盟(IAFF)よりドーピング容疑で2年の資格停止懲戒を受けていた。当時、エルペ側はドーピングの陽性判定について「マラリアにかかると、血液の特定数値が下がる。数値を回復するために注射を打ったが、これによりドーピングと同様の反応が出てしまった」と主張していた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0