朴大統領「政府と国会は経済回復にまい進を」

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は２８日の閣議で、「今後、民意を踏まえながら政府と国会が責任を持って国政を運営し、より良い国民の暮らしのために経済回復にまい進しなければならない」と述べた。　朴大統領は「私自身もこれまで多くの困難にぶつかったが、国民のことだけを考えながら克服することができた」と語った。　北朝鮮の５回目核実験の準備をはじめ相次ぐ挑発により安全保障面で深刻な危機状況にあり、世界経済の低迷が続くなど、国が困難に直面しているが、「われわれは厳しい状況のときほど団結を強め、試練と逆境を乗り越えた偉大な歴史をつくりあげてきた」と強調した。　その上で、「国民の力と知恵を合わせれば現在の困難も十分解決できると信じている」と述べるとともに、閣僚に対し国民のために最善の行政を行うことに注力するよう求めた。　臨時国会が先週開会したことにも言及した。現在の第１９代国会の任期（５月２９日まで）が満了する前に雇用創出と経済活性化のための法案が成立するよう、内閣が国会との積極的な疎通に努めてほしいと述べた。　また、労働・公共・金融・教育部門の４大構造改革をはじめ主要改革課題の成果が表れるよう全官庁が心機一転して業務に取り組むよう指示した。 hjc@yna.co.kr