【ソウル聯合ニュース】2012年に韓国に進出した日本の大手持ち帰り弁当店「Hotto Motto(ほっともっと)」が、来月からフランチャイズ事業を始めることが28日、分かった。 ほっともっとを運営するプレナスは韓国の東源水産と合弁会社を設立し、現在、韓国で直営店3店舗を運営している。  来年までに韓国で100以上の加盟店を募集し、将来的には韓国弁当業界トップの「ハンソッ」の店舗数(約650店)を目指す。 現在の韓国外食市場が2000年前後から不況に陥っている日本の外食市場と似ている点を踏まえ、フランチャイズ事業に本腰を入れることを決めた。 日本では不況により外食産業の売り上げが減少し、2000年には弁当など店舗で調理されたものを家に持ち帰って食べる「中食」の市場規模が外食市場を上回った。 韓国の外食業界は、売り上げが減る一方で事業費や人件費が上昇している状況や、1人暮らし世帯の増加、高齢化などを踏まえ、戦略の見直しを迫られている。 ほっともっとは韓国の幅広い消費者層をターゲットにしたメニューを開発していく計画だ。価格は3000~5000ウォン(約290~480円)台のハンソッの弁当と1万ウォン台の弁当店との中間帯を検討している。 sjp@yna.co.kr
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