大韓航空「けが人はなし」 代替便用意=羽田で出火【ソウル聯合ニュース】大韓航空は27日、羽田空港で離陸滑走中だった同社旅客機の左翼エンジン部分から煙が出て、乗客が脱出する事故が起きたことについて、「けが人はなく、乗客は安全に避難している」と伝えた。 同社によると、同日午後0時20分ごろ、離陸に向けて滑走していた羽田発ソウル行きの大韓航空2708便(ボーイング777―300型機)のエンジンから出火した。このため離陸を中止し、乗客はシューターを使って脱出して近くの安全な場所に避難した。その後、ターミナルに移動した。 火は消防により間もなく消し止められた。機体は現在、滑走路に停止したままとなっている。 同機には乗客302人ら計319人が乗っていた。 同社は代替便を用意し、避難した乗客を輸送する方針だ。代替便は金浦空港を午後4時ごろ出発し、午後6時5分ごろに羽田空港に到着する予定だ。 同社関係者は「(事故を起こした)航空機は15年間運航された」として、「エンジンの不具合の原因を早急に調べる」と述べた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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