特講の様子=20日、ソウル(聯合ニュース)
特講の様子=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国インターネット振興院のシン・デギュ侵害事故分析団長は20日、ソウル東部地検でサイバーテロの動向に関する特講を開き、多様化する北朝鮮のサイバー攻撃手法を説明した。 シン氏によると、交流サイト「フェイスブック」などに美女の写真を掲載して韓国の政府や公共機関職員に接近し、オンラインで親しくなった上で内部資料を要求するという北朝鮮のサイバー攻撃が先ごろ確認された。 北朝鮮のサイバーテロには三つ以上の組織が関わっているとみられ、最近ではこれらの組織が力を合わせて大規模攻撃を企画、実行するようになっているという。 シン氏は、北朝鮮は外部から大量のデータを送り付ける「DDoS(ディードス)攻撃」を行っていないときでも、韓国の主要機関や要人に対しては地道にサイバー攻撃を仕掛けていると説明。「北の手法は急速に多様化し、精巧になっている」と述べ、サイバーセキュリティーの重要性を訴えた。
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