【ソウル聯合ニュース】韓国企業の対中投資が増え続けている。韓国貿易協会北京支部によると、上半期(1~6月)の韓国企業の対中投資額(製造業中心、実行額ベース)は28億4000万ドル(約2960億円)で前年同期比17.8%増加した。 下半期(7~12月)もこの勢いが続けば、年間の対中投資額は50億ドル台半ばに達し、2004年以来の高水準となる見通しだ。 韓国企業の対中投資はここ5年、増加を続けている。2004年に62億5000万ドルを記録後、減少傾向が続き11年は24億4000万ドルに落ち込んだが、12年に30億4000万ドルと増加に転じ、13年は30億6000万ドル、14年は39億7000万ドル、15年は40億4000万ドルとなった。 一方、同じ期間に日本企業の対中投資額は減少した。12年は73億5000万ドル、13年は70億6000万ドルだったが14年は43億3000万ドルと大幅に減少した。15年は32億1000万ドルにとどまり、韓国企業の投資額を下回った。 貿易協会は日本企業の対中投資について、「現状維持」の方向に向かっているとの見方を示した。
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