【ソウル聯合ニュース】少子高齢化とともに、未婚者の多さが深刻な社会問題として浮上する中、男性が結婚しない最も大きな理由は「金がないため」だったことが分かった。女性は「いい人がいないため」。政府系シンクタンクの韓国保健社会研究院が31日、結婚に関するアンケートの結果を発表した。 同研究院が30~44歳の未婚男女839人を対象に実施したアンケートをみると、男性は「低所得」(10.9%)、「住まいが確保できていない」(8.3%)、「結婚生活費用の負担」(7.9%)、「失業状態である」(4.2%)などを結婚しない理由として挙げた。経済的な問題を理由とした回答は41.4%に達した。 未婚女性の場合、経済的な問題を挙げたのは11.2%にすぎなかった。主な理由は「期待に沿う人に出会えなかった」(32.5%)、「結婚したい気持ちがない」(11.0%)、「結婚より現在の仕事を優先したい」(9.2%)などだった。
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