北朝鮮が7月中旬に米朝間の対話窓口である「ニューヨーク・チャンネル」遮断を発表後、実際に米国との疎通が完全に途絶えたとニューヨークに駐在する高位外交当局者が明らかにした。
北朝鮮が7月中旬に米朝間の対話窓口である「ニューヨーク・チャンネル」遮断を発表後、実際に米国との疎通が完全に途絶えたとニューヨークに駐在する高位外交当局者が明らかにした。
北朝鮮が7月中旬に米朝間の対話窓口である「ニューヨーク・チャンネル」遮断を発表後、実際に米国との疎通が完全に途絶えたとニューヨークに駐在する高位外交当局者が明らかにした。

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 2日、米国の声(VOA)によると国連駐在の北朝鮮代表官僚は「ニューヨーク・チャンネル」遮断声明が出た後「(米朝間の)公式的に行き来していたことをすべて遮断し、これ以上(疎通を)していない」と明らかにした。

 「ニューヨーク・チャンネル」の北朝鮮側窓口を担当しているこの官僚はこれまで米国防省のマーク・ランバート韓国課長と連絡をやり取りしてきたが、「今は通路が完全に遮断され、非常に危険な状況」と述べた。

 続けて米政府が北朝鮮の一方的な遮断措置にもかかわらず、いまだに「ニューヨーク・チャンネル」を通じてメッセージを伝えているのかどうかという問いには「答えにくい」とし「ただ一切連絡していないとわかればいい」と付け加えた。

 同官僚は「卑怯な人権制裁などについては、少しも許さないということを示すための措置」とし、「ニューヨーク・チャンネル」遮断が米政府が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を人権蹂躙(じゅうりん)容疑で制裁対象に追加したことに対する反発であることを示唆した。


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