中学生の数が約13万人減少…大学進学率も70%台から下落で大学に非常事態＝韓国

低出産で学生数が減少しながら、特に中学生が約13万人も減ったことが分かった。大学進学率は70%台から崩れ、今年初めて60%台に落ちた。中学校1学年が大学に入学する2020年から新入生募集に非常事態が発生する見通しだ。

　韓国教育部と韓国教育開発院が今年4月1日を基準として調査し、30日に発表した「2016年教育基本統計」によると、幼稚園から小・中・高の学生数は663万5748人で昨年より18万4143人（2.7%）減少した。特に中学生が大幅に減少。小学生と高校生はそれぞれ1.5%（4万1767人）、2.0%（3万5809人）減少したのに比べ、中学生数は8.1%（12万8461人）減少した。

　一方、多文化学生は20%以上増加したが、彼らだけで学生数の減少を防ぐには難しい。なお、外国人留学生は初めて10万人を超えた。