光州地方裁判所は1日、情報通信網の利用促進および情報保護等に関する法律上の名誉毀損などの容疑で起訴されたホン氏に対する控訴審で1審同様、無罪を言い渡した。
裁判所は「ホン氏が投稿した文章や放送でインタビューのために接触したことなどをみると、意図的に見せる余地がある」とし「一部の内容が虚偽だと見ることはできるが、おおむね誇張されただけの虚偽だと見るのは難しい」と述べた。
続けて「公共の利益のためにこのような行動をしたと思われ、誹謗目的があると断定するのは難しい」と付け加えた。
また「キム・ソクフン前海洋警察庁長に対する名誉毀損部分を見ても表現が誇張されたが、名誉毀損よりは民間ダイバーをしっかりと活用してほしいという趣旨とみられる」と付け加えた。
ホン氏はセウォル号事故から4日目の昨年4月18日に一部の番組インタビューで「海洋警察が民間ダイバーの救助活動を阻止し、時間をつぶして行けと言った。他のダイバーが船内で生存者を確認し、声まで聞いていた」などと虚偽の発言をして、海洋警察などの名誉を毀損した容疑で起訴された。
ホン氏のインタビュー後、海洋警察はホン氏の発言は事実ではないという内容の報道資料で反論した。民間ダイバーの資格を所持していないホン氏を民間ダイバーとしてインタビューに出演させたことを放送局は公式謝罪した。
ホン氏は2014年4月23日に拘束後、同年7月31日保釈されたが、書類送検の状態で裁判を受けており、1審で無罪を宣告された。
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