障害者に対する性的暴行事件が2倍に…不起訴率は42%=韓国
障害者に対する性的暴行事件が2倍に…不起訴率は42%=韓国
直近5年間、韓国にて障害者に対する性的暴行事件が2倍に増加し、19歳未満に対する性的暴行事件に比べて起訴率が極めて低いこともわかり、厳重な事件処理が求められている。

 韓国国会犯罪司法委員会所属のキム・ジンテセヌリ党議員が、法務部より提出された資料によると、去る5月まで障害者に対する性的暴行事件の犯人数は計351人だった。

 時期別には2012年に694人、2013人に986人、2014人に1204人、2015年に1147人で、毎年増加傾向を見せている。直近5年間では計4382人。

 障害者に対する性的暴行犯の不起訴処分は2012年に257人(37.0%)、2013年に343人(34.7%)、2014年に487人(40.4%)、2015年に493人(42.9%)、2016年5月基準で145人(41.3%)と集計され、直近5年間の不起訴率は39.3%だった。

 この結果を受け、キム議員は「障害者に対する性的暴行事件が大きく増加しているが、捜査当局が積極的に処理しているかが疑問」とし、「社会的弱者である障害者に対する性的暴行事件を、より厳重に処理すべき」と指摘した。

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