韓国”いじめ被害”件数、5年連続で減少…被害生徒の60%が小学生「教室の外」比率が高
韓国”いじめ被害”件数、5年連続で減少…被害生徒の60%が小学生「教室の外」比率が高
学校でいじめ(暴力)被害を受けたことのある生徒10人中6人は、小学生であることが韓国の調査で明らかとなった。また、いじめ被害の場所は「学校の中」が変わらず最も多かったが、「教室の外」で被害を受けたとする学生が増加。学校でのいじめ被害を受けた生徒の数は、5年連続で減少した。

 韓国教育部が5日発表した「2016年2次学校いじめ(暴力)事態調査」結果によると、「学校でいじめ被害を経験した」と答えた生徒は2万8000人(0.8%)で、昨年の2次調査より6000人(0.1%ポイント)減少した。2012年以降、5年連続で減少傾向をみせている。

 なお、学校でいじめ被害に遭ったと答えた生徒は、今回も小学生の比重が高かった。学校いじめ被害で「はい(経験がある)」の回答率は小学生1.3%(1万6600人)、中学生0.5%(7400人)、高校生0.4%(4400人)で、小学生が全体の59.3%を占めた。

 教育部の関係者は「関係部署合同で総合対策を樹立し推進した結果、学校でのいじめ・暴力被害率が継続して減少する成果が出ている」とし、「今後、類型別の対策を推進していく」と説明した。

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