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サイバー戦争 「すでに始まった」=韓国大統領権限代行
【ソウル聯合ニュース】韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相は13日の閣議で、軍のイントラネットがハッキングされた事件に触れ、「北は虎視眈々(たんたん)とわが政府の主要施設などへのサイバーテロを試みるなど、サイバー戦争はすでに始まった」とし、総合的な対応態勢を強化するよう指示した。 また、「国防部や未来創造科学部など関係機関はこうした事例が再発しないよう徹底した対策を講じなければならない」と述べ、再発防止を促した。 その上で、「政府機関はもちろん、金融、交通などの主要施設もあらためて点検し、セキュリティーを強化しなければならない」と求めた。 同事件をめぐっては9月23日、新種のウイルスが軍のインターネットサーバーを通じて大量に広がったことが確認された。イントラネットとつながっているパソコンもウイルスに感染し、機密資料が流出した。韓国国防部はどのような機密が流出したかについては説明していない。