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去る13日、マレーシア・クアラルンプール空港内で手続きを踏む間に身元不明の女2人に毒殺された金正男氏の主犯も、北朝鮮偵察局所属の女工作員だと伝えられた。
外信などによると、女らが「マッサージをする」と接近し、目隠しで金正男氏の目を覆うとすぐに金正男氏は安らかな姿勢を取った。その後、前腕に毒針を置いたと推測されている。一部では、この女らが“美貌”を武器に自然に金正男氏に接近し、未確認物質(スプレー)を振りかけたと報道した。
美人系を利用した北朝鮮の暗殺・工作始動は以前からおこなわれてきた。
1970年代の日本人拉致の際も女性という利点を活用して拉致対象に接近し、1980年代の大韓航空機爆破事件も時限爆弾を設置する役割を遂行したのも女工作員だった。また、ファン・ジャンヨプ元北朝鮮労働党秘書をはじめとする北朝鮮の高位層脱北者暗殺命令を受けたのも女工作員だ。
北朝鮮工作員の主な武器は毒銃、毒針、毒劇物、拳銃などとされている。また、ボールペン形の毒針は、キャップを数回回せば発射される形態で、針には10ミリグラム投与しただけで即死する成分が埋められている。
女工作員たちはこうした暗殺・工作の武器以外に山岳訓練、射撃、護身術など男性と同様の強度の訓練を受ける。北朝鮮国家安全保衛部所属ウォン某氏に対する検察控訴状を見ると、18歳までに殺傷武器使用法、特殊訓練および軍事学などを学んでいる。
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