【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、金正恩(
キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が党と国家のトップに就任してから5年になるのに合わせ、この間の「業績」を振り返る長文の記事を掲載した。最高指導者の偶像化と内部結束の強化が目的とみられる。 金委員長は、2012年4月11日には朝鮮労働党最高ポストの党第1書記に、同13日には当時の最高権力機関だった国防委員会のトップである第1委員長にそれぞれ就任した。 同通信は、金委員長が「党と革命隊列の団結を多方面に強化した」とし、核開発と経済建設を同時に進める並進路線の宣布(13年3月)、第7回党大会の開催(16年5月)などに言及した。国防分野では、2度の核実験と弾道ミサイル「火星10(ムスダン)」「北極星2」や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの発射を成功させ、「強力な攻撃手段と防衛手段を兼ね備えた無敵の核強国」としての威容を誇ったと宣伝した。
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