液体窒素の残った“ヤンガリー菓子”販売禁止…処罰も強化=韓国(提供:news1)
液体窒素の残った“ヤンガリー菓子”販売禁止…処罰も強化=韓国(提供:news1)
最近子どもに深刻な傷害をもたらして問題となった、いわゆる「ヤンガリー(ヨンガリ)菓子」などを販売する場合、液体窒素を完全に除去しなければならない。

 韓国の食品医薬品安全処は9日、液体窒素入りの食品を摂取した子どもが傷害を負った事故と関連した事態調査の結果や安全管理対策を設けて、イ・ナギョン首相に報告したと明らかにした。

 当局はまず液体窒素残留食品の販売を禁止し、これを違反した場合の処罰を強化することにした。また営業所などに対する教育・広報を強化する。

 さらに液体窒素以外にも、摂取時に危険な氷醋酸、二酸化炭素(ドライアイス)などの食品添加物使用実態を調査する計画だ。消費者被害に対する実質的な補償のために被害救済制度の導入も推進することにした。

 この日報告を受けたイ首相は「子どもが楽しんで食べる食品の安全管理を徹底してほしい」とし「不良食品、虚偽表示などに対しては子どもたちの特性上、どんなことが発生するのかわからない点を勘案して特別厳しく調べる必要がある」と強調した。

 また「おもちゃなどの子ども用品や遊具など、子どもが接する可能性がある全ての部分について全体的に点検して必要な対策を設けてほしい」と注文した。

 一方、リュ・ヨンジン食品医薬品安全処長は去る4日、該当のお菓子を食べて胃穿孔が発生したA君(12)と家族に会って、食品添加物全般にわたって使用実態を点検して管理を強化すると約束した。



Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0