ホテルで使用する桃は2015年の大韓民国代表果物選抜大会・桃部門で最優秀賞を受賞した「甘谷ミダン農園の桃」。ホテルでは「甘谷桃」を今夏の旬の食材として選び、産地から直接仕入れている。忠清北道陰城郡甘谷面の「ミダン農園」はGAP(農産物優秀管理認証)を受けており、高い糖度や果汁の多さ、柔らかい果肉で有名だ。この農園では品質向上のために、適度な摘果を行い高い糖度を維持している。「甘谷桃」を使用した夏のスイーツは8月いっぱいまで販売。
新羅ホテルベーカリーのペストリーブティックでは「桃・紅茶ケーキ」と「桃ゼリー」を準備している。「桃・紅茶ケーキ」は桃とアールグレイがほどよく調和したケーキ。桃の甘さと生クリームの組み合わせがしっくりして、しっとりとやわらかな味が逸品だ。涼感が楽しめる「桃ゼリー」は桃の果汁と果肉が豊かなスイーツで、果物の甘さをしっかりと感じられる。
フレンチレストランのコンチネンタルで用意したのは「桃・コンソメ、コンポート、ゼリーシャーベット」。よく熟れた桃に、さっぱりしたレモンジュースを加え、スーヴィードでつくった桃コンポートと、桃の皮や果肉を蒸して深い味を出したゼリー、冷たい桃のシャーベットを一緒に添えた、多様な食感と豊富な桃の香りが楽しめるスイーツである。
ソウル新羅ホテルは国内でとれた優れた旬の食材を広めるために、毎月優れた旬の食材を選定し、その食材を活用したプロモーションを行っている。3月には「莞島産の天然真鯛」、4月には「平昌のタラの芽」を選定した。毎月の食材はフード企画者、購買チーム、シェフなど各分野の専門家が直接産地を訪問、食材の品質を確認し、生産者とのミーティングを経て選んでいる。
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